数あるクレジットカードの中でも、多くの方が持っているカードでメジャーなものが楽天カードです。年会費も無料で、クレジットカードを持つのが初めてという場合にも多く選ばれています。
そんな楽天カードは、カード発行のための審査が甘いとも言われています。
しかし、中にはそんな楽天カードの審査に落ちてしまい、なぜ審査に落ちてしまったのかわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この記事では、楽天カードの審査に落ちた理由は何なのか、また楽天カードの審査に受かるための条件などをご紹介します。
ぜひこちらを参考に、なぜ楽天カードの審査に落ちたのか、考えてみましょう。
楽天カードの審査に落ちた理由は?
楽天カードの審査に落ちてしまった場合、審査になぜ落ちてしまったのかという理由を教えてもらうことは残念ながらできません。
では、審査に落ちる原因としてどのようなことが挙げられるのでしょうか?
原因には様々な要因が関係していますが、考えられる点は以下の通りです。
申し込み基準や条件を満たしていない
まずは、申し込み条件をきちんと満たしていないケースです。新規入会を活発に促している楽天カードは比較的審査が通りやすいとも言われますが、条件を満たしていない場合は当然審査に落ちてしまいます。
本人または配偶者の収入が安定していない場合も、審査に影響します。
また、属性によって変わりますが、勤続年数が1年以下の場合も安定した収入が見込めないと判断され、審査に落ちてしまう可能性が高いです。
申し込みの入力内容に相違があった
例えば、名前・住所・電話番号・会社情報などの入力内容に相違があるとわかった場合、審査に落ちてしまう可能性が高まります。
しかし例外として、電話番号に相違がなく、訂正の連絡が取れた場合は審査も通る可能性があります。
電話番号が間違っていた場合は、確認することもできないため落ちてしまう確率はかなり高まるでしょう。
年収や勤続年数が条件を満たさない可能性があるからと言って、それぞれを多めに入力してごまかすことも決して行なってはいけません。
偽りの情報を入力せず、しっかりと正直にすべての情報を入力することが前提となります。
キャッシング・ローンの借入額が多い
楽天カードの申し込み時点で数十万~数百万のキャッシング、ローンの借り入れをしている場合、信用期間情報に「要注意」と掲載されていることがあります。
クレジットカード会社は、全国銀行個人信用情報センターなどに信用情報期間の情報を確認することができます。
そのため、クレジットカード会社はクレジットカードの保有枚数や銀行における取引、消費者金融取引、各種ローンなどの状況を記録された情報から把握することができるのです。
ここでキャッシングやローンの借り入れ状況を確認した際に、その額が多ければ多いほど、審査に落ちる可能性も高まります。
ローンを延滞している場合にもチェックされてしまうでしょう。
また、見落としがちなのは奨学金の支払い履歴や携帯料金、各種支払いの延滞があるかどうかです。支払いが遅れていたり、滞納をしている場合は、信用に欠け審査に落ちてしまうことがあります。
ブラックリストに載っている
前述したように、楽天カード会社も同様に信用情報機関にて記録された情報を把握することができます。
また、自己破産や任意整理などの経験がなかった場合でも、過去の延滞を繰り返したことがある方はブラックリストに名前が掲載されることがあります。
ブラックリストに載っていることが確認されれば、当然支払い能力がないとみなされ審査に落ちてしまうでしょう。
このように、楽天カードの審査に落ちてしまう現認には様々な細かい要因があります。審査に通るようにするためにも、基準や条件を事前に理解しておかなければなりません。
楽天カードの申し込みに必要な条件
そもそも楽天カードの申し込みをするには、どのような条件が必要なのでしょうか?
楽天カードの、申し込み条件としては以下の通りです。
・満18歳以上である者
・未成年者は親権を持つ人からの同意がある者
楽天カードは満18歳以上であれば、社会人・主婦・フリーターなど問わず、誰でも申し込むことができます。そのため、入会の資格におけるハードルはかなり低いと言えます。
また、未成年の場合、学生でも申し込むことができますが、親権を持つ人(両親等)に後日クレジットカード発行に同意を確認するための電話がきます。カード会社は、親権者の同意なしで未成年と契約した場合、その契約を取り消すことができます。
契約を取り消されてお金を払ってもらえなくなるリスクを背負う可能性の高い未成年は、親権者の同意が必須なのです。
また、学生も申し込むことができますが、高校生は親権者の同意があっても不可となっています。
楽天カードの審査にかかる時間はどのくらい?
楽天カードの申し込みを行うと、審査が完了するまでに少し時間がかかります。
楽天カードだけでなく、ほかのクレジットカードにおいても審査時間には個人差がありますが、一般的にどのくらいの時間がかかるのでしょうか?
審査の際には、楽天カード会社は申し込み入力情報を元に相違がないかどうかや、金融経歴を徹底的に調べます。
特に個人が持っている金融経歴は様々なので、安定してしっかりとした収入があり、問題がない場合は5分もかかりません。
しかし、過去に延滞があったり、金融経歴に不安があった場合は審査担当者はさらに詳しい情報収集をします。
個人信用情報機関を活用したり、事故情報や利用履歴、勤務先など、あらゆる金融経歴を調べ、合否を判断していくのです。
このような場合、審査時間も長引く可能性があり、人によっては審査期間に1週間前後かかるケースもあります。
審査期間には差がありますが、審査担当者が徹底的に調べている場合はそれだけ長い時間がかかるということを把握しておきましょう。
楽天カードの審査に落ちないようにするには?
審査が早く通る方はどのような特徴があるのでしょうか?
雇用形態が安定している公務員や正規雇用の方は、収入が安定しており、返済できる能力も高いと判断されるため審査項目のチェックも少なくなり、審査もスムーズにいくでしょう。
また、過去にローンなどを利用している場合でも、支払いの遅延や滞納することがなければ返済能力が高いと判断され、審査にかかる時間も少なくなります。
カード会社にしてみれば、収入が安定しており、返済をしっかりとしてくれると判断できればぜひ顧客にしたいと考えるのは当然です。
申し込みの条件を満たしており、入力事項に相違がなく問題がなければ、すぐに楽天カード発行手続き完了メールが届きます。
審査に落ちないためには、自分の雇用形態や収入、過去のキャッシングやローン、各種支払いの遅延・延滞がなく、借り入れ額にも問題ないかどうかしっかりと確認しておく必要があるでしょう。
楽天カードに申し込む際には素直に、正直に情報を入力することも大切なことなのです。
まとめ
楽天カードは、100%オンライン化していることで24時間365日受付しているため、すぐに申し込むことができます。また、審査についても自動で進めていくため、調べるのも早いです。
楽天カードを無事に発行してもらうには、より楽天カード会社の条件に沿う状況の中で申し込むよう心がけることが大切なのです。
楽天カードの審査が甘いからと言って、審査を軽くみて申し込むということは避け、しっかりと必要事項を入力し申し込みましょう。