法人カードを発行するためクレジットカード会社に申し込んだものの審査落ちしてお困りではありませんか?
審査落ちした場合、何が原因となり審査に通らなかったのか、原因を教えてくれないため、自ら改善を図ることができません。
しかし、法人カードの審査に通過できなかったということは、“審査落ちした明確な原因”があることは、間違いありません。
もしかして、下記のようなことでお悩みではないですか?
・再び審査落ちしないために、法人カードの審査基準が知りたい…。
・審査に通過するために、事前に対策ができることを知っておきたい…。
・法人カードの審査に通った人は、どんなカードを所有しているのか教えてほしい!
もし、上記について自分と何かひとつでも思いあたることがある場合は、本記事を読むことで法人カードの審査基準や審査通過に必要な具体的な対策方法、おすすめの法人カードについて学べます。
法人カードの審査基準とは?
法人カードには、大きく2つに分類される審査基準があります。
最低でも、ここを押さえておかなければ、審査落ちの原因となります。
【審査基準1】会社設立から3年間の経過と黒字決済
法人カードの審査に通過するには、“会社設立から3年間以上の経過と黒字決済”であることが必要条件となっています。
なぜなら、クレジットカード会社には、経営の安定している企業にクレジットサービスを利用してもらいたいという考えがあるからです。
また、決済が赤字なのか黒字なのかという点についても審査で問われるのは、赤字経営によって貸付先の企業が倒産すると債権の回収ができなくなってしまうからです。
それでは、会社設立年数が3年未満の会社は、法人カードが発行できないのかというと、そんなことはありません。この点については、申込先のカード会社の審査基準によって異なります。
【審査基準2】優良なクレジットカードヒストリー
優良なクレジットカードヒストリー(返済履歴)は、審査通過において絶対条件です。
クレジットカード会社は、クレジットカードヒストリーから申込者本人に滞納履歴や遅延履歴がないかなどの金銭トラブルを確認します。
もし、過去に滞納してしまった経験がある場合、最短で5年、最長で10年間は、滞納や遅延履歴が消えないと言われているため、借金問題を起こさないように注意しましょう。
やらなきゃ損!法人カードの審査に通過する具体的な方法
法人カードの審査に申し込んだけれど、審査落ちしてしまう方に向けて、審査に通過する具体的な方法を私自身の経験談からご紹介します。
真っ先に固定電話を引いた
私は、法人カードを発行するにあたり、真っ先に固定電話を引きました。
なぜなら、固定電話を引くことで電話加入権が得られるからです。
電話加入権を所持することで、クレジットカード会社に対して、企業としての所在や身元がハッキリと明示できることに加えて、信用力の高い会社であることを証明できます。
実際に、法人カードの申し込みフォームには、“固定電話の有無”を確認する項目があることからも、クレジットカード会社にとって信用力を判断する指標の1つとなっていることがうかがえます。
実際に、電話加入権を所持することで、法人カードの審査に通過できたという事例や声を私自身も頻繁に見聞きしているため、法的財産として認められる固定電話の契約から始めてみてはどうでしょうか。
一般カードをゴールドカードに変えた
私は、法人カードの発行するにあたりインターネットショッピングで利用していた一般カードをゴールドカードへとランクアップしました。
クレジットカード会社は、クレジットカードヒストリーに加えて、申込者本人のステータスについても同時に確認しているといわれています。ゴールドカードへとランクアップすることで、カードそのもののステータスを上げることができます。
もし、申込み予定の法人カード会社がすでに利用しているカード会社であれば、優良顧客として扱ってくれるため高い確率で審査に通過できます。
会社のホームページを制作した
会社のホームページを丁寧に作り込んでおくと、法人カードの審査に通りやすいと聞いたため、すぐに自社のホームページを立ち上げて更新を始めました。
なぜなら、ホームページ上で意欲的に活動しているという事実がクレジットカード会社にとって評価ポイントとなるといわれているからです。
ホームページには、過去の取引実績や企業経歴、資本金、所在など、信用力を評価する情報が多々掲載されています。そのため、お金をかけて誰にも恥じないホームページを作っておけば、信用力の高さをアピールできます。
審査のゆるいサービスの充実した法人カードは、どれ?
法人カードの審査に通過したければ、審査のゆるいサービスの充実した法人カード会社と契約しましょう。
審査の基準や通過率は、カード会社によって大きく異なります。そのため、審査のゆるい法人カードに申し込めば、それほど苦労しなくても審査に通過できてしまいます。
今回は、さまざまな法人カードの中でも、審査がゆるくサービスの充実した法人カードトップ3をご紹介します。
【第1位】オリコEx Gold for Biz
公式URL:https://www.orico.co.jp/cardorder/lp/af/exbiz/
年会費 | 2,000円 |
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ポイント還元率 | 1.1% |
ご利用限度額 | 最大300万円 |
発行可能枚数 | 3枚 |
あらゆるゴールドランクの法人カードの中で最も年会費が安いといわれる「オリコEx Gold for Biz」は、会社設立年数が3年未満の企業でも審査に通過しやすいです。
還元率も1.1%と高水準であることに加えて、通販サイトAmazonで利用すれば、1.6%の還元率となります。
空港ラウンジサービスの利用はもちろん、保険付帯サービスも充実しているため、企業経営をしっかりとバックアップしてくれます。
【第2位】セゾンプラチナ・アメックス
公式URL:http://www.saisoncard.co.jp/amextop/as/sbs-cp/
年会費 | 20,000円 |
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ポイント還元率 | 1.125% |
ご利用限度額 | 本人状況により変動 |
発行可能枚数 | 4枚 |
年会費からも推測できるように「セゾンプラチナ・アメックス」は、法人カードの中でもトップクラスに位置するカードです。
申込み時に重要視されるのは、申込者本人のステータスです。申込者本人が一定の年収を稼いでおり、クレジットカードヒストリーに滞納などの記録がなければ、問題なく発行されます。
3人に2人は通るといわれており、創業初日に申し込んだ方でも審査に通過しているため、審査は比較的ゆるいと考えてよいでしょう。
【第3位】ビジネクスト
公式URL:http://www.businext.co.jp/
年会費 | 永久無料 |
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ポイント還元率 | 0.25% |
ご利用限度額 | 最大300万円 |
発行可能枚数 | 50枚 |
法人カードの審査通過率では、「ビジネクスト」がダントツといって過言ではないでしょう。実際に、口コミ情報でも「法人カードの中で圧倒的に通りやすい!」という声があります。
法人カードは、年会費が有料であることが多いですが、ビジネクストの場合、年会費は永久無料となっています。
最大50枚の法人カードを無料で配布できるため、従業員ごとに携帯させることもできます。
魅力あふれるビジネクストですが、第3位の理由は、ポイント還元率の低さだといえます。
還元率は問わず、年会費が無料の法人カードが必要な方にとって、ビジネクストは最良の選択となるでしょう。
まとめ
法人カードの審査基準や審査通過で役立つ具体的な方法についてご紹介しましたが、参考にしていただけましたでしょうか?
申込者本人が他の金融機関で滞納しておらず、クレジットカードヒステリーに問題がなければ、今回紹介させていただいた法人カードなら高い確率で審査に通過できます。
審査落ちした時こそ、問題点がないか見直して再度チャレンジしましょう。